RPAの定着化を支援する
WinDirector
RPA導入後に気になる「3つのポイント」とは?
「RPAを導入して業務の効率化ができた!」
「この調子で他の業務や部署でも利用を拡大できないかな」
「でも、運用が大変になりそう…」
シナリオの実行スケジュール管理や
点在するロボットの集中管理など
「それにコスト面も気になるし…」
ライセンスの有効利用や
活用度の可視化など
「ガバナンスの強化も課題になる…」
ロボットの不正実行防止や
エビデンスとなるログの収集など
「何か良い方法はないだろうか?」
そこで登場するのが…!
RPAの定着化を支援する「WinDirector」
WinDirectorは、RPAツールのWinActorで作成したロボットをサーバー上で一元的に管理できるロボット管理ツールです。RPA導入後のお悩みを解決すべく企画・開発されました。
運用・コスト・ガバナンスに効果的な仕組みを用意できるため、RPAの定着化にむけた環境づくりができます。
部門ごとの利用から全社展開を検討中の方、WinActorの利用数が多い方、シナリオやロボットの集中管理を行いたい方におすすめです。
WinDirectorを導入すると…
運用
シナリオの一元管理
各ロボットが設定されたスケジュールに沿ってシナリオを実行するように、簡単に設定、管理することができます。
また、ジョブの実行完了やエラーをメールで通知します。シナリオや添付資材などのファイルもサーバー上で一元管理されます。
コスト
稼働状況の可視化、外部連携API
ロボットの実行数やライセンスの利用状況が分かるため、活用度として可視化することができます。
また、外部BPMツール等との連携・実行などができるAPIがあります。これまでに作成したロボットはそのままで、自動化の範囲を拡大することができます。
ガバナンス
権限管理、ログ管理
シナリオの実行権限設定により、許可されていない個人や部署による不正利用を防止することができます。
また、操作ログや監査証跡の収集ができるため、WinActor単体での運用と比べ、管理性が向上します。
運用面での比較
WinDirectorを利用した運用では、WinActor単体で利用する場合と比べ、クライアント端末に対する制約が緩和されたり、人手による運用でカバーするための負担が軽減されます。
1. 稼働中のクライアント端末の利用
WinActor単体の場合
WinActorがクライアント端末を占有するため、稼動中の利用はできない。サーバー版のWinActorを利用すれば、リモートデスクトップサービスのウィンドウを表示したままにすることで、クライアント端末の利用が可能。
WinDirectorを利用した場合
また、ジョブの実行完了やエラーをメールで通知します。シナリオや添付資材などのファイルもサーバー上で一元管理されます。
2. シナリオ実行スケジュール管理方法
WinActor単体の場合
Windowsが提供するタスクスケジューラで端末ごとに設定する必要がある。どの端末でどのシナリオがどのようなスケジュールで実行されるかの管理は、人手による運用でカバーしなければならない。
WinDirectorを利用した場合
WinDirectorで複数のシナリオの実行日時や実効順序を設定し、 スケジュール管理することが可能。スケジュールの登録状況を視覚的に確認できる。
3. ロボットの死活監視
WinActor単体の場合
ロボットの実行状況やエラーが無いか等を各クライアント端末で都度確認する必要がある。 リモートデスクトップサービスを利用している場合は、ウィンドウ上で都度確認する必要がある。
WinDirectorを利用した場合
WinDirectorの画面から一目で確認ができる。 シナリオ実行時のエラーは、管理者へメールでもお知らせ。
4. ログの取得・集約
WinActor単体の場合
該当する機能がないため、人手による運用でカバーする必要がある。
WinDirectorを利用した場合
必要なログを自動取得。管理外のWinActorのイベントログも取得可能。実行履歴をグラフで表示。
5. シナリオ一元管理
WinActor単体の場合
該当する機能がないため、人手による運用でカバーする必要がある。
WinDirectorを利用した場合
サーバ上でシナリオやライブラリを一元管理。 シナリオのバージョン管理など運用管理が容易に行える。
6. 実行権限の管理
WinActor単体の場合
実行時にパスワード入力を求めるようにすることが可能であるが、同時にシナリオ毎に個別の管理の手間が発生する。
WinDirectorを利用した場合
WinDirectorにアクセスするユーザと所属組織毎に 実行権限を設定でき、運用体制に沿った管理が可能。
システム構成
WinDirectorを利用する際には、管理サーバー(WinDirector自身)のほかに、実行ロボ環境(実行版WinActorを複数動作させる環境)を用意する構成が一般的となっています。これらはオンプレミス環境だけでなく、プライベートクラウド環境(AWS等)への導入も可能です。
また、自治体向けには、面倒な環境構築なしで手軽かつ安全にWinDirectorを利用できる、LGWAN-ASPサービス・スマート自治体プラットフォーム「NaNaTsu」の提供も行っております。
よくあるご質問 (FAQ)
WinActorの稼働台数がどれくらいになったらWinDirectorの導入を検討するのがよいでしょうか
WinActorが10台〜程度を超えるタイミングでの検討をおすすめします。
また、WinActorのインストール数に比べて、シナリオの同時実行数が少ない場合は、フローティングライセンスへ移行することで、ライセンス費用を抑えることができます。
WinDirectorを利用する際に必要となるライセンスはありますか
管理ロボ環境に導入するWinDirector(本体)のライセンスに加え、実行ロボ環境に導入するWinActorのライセンスが必要台数分必要となります。
また、実行ロボ環境をサーバーOS上に構築する場合、Windows Server リモートデスクトップサービス CAL (RDS CAL) が必要となります。
WinDirectorはクライアント版のWinActorも管理できますか
WinDirectorは、サーバー版のWinActorだけでなく、クライアント版のWinActorも同様に管理することができます。 なお、クライアント版のWinActorをWinDirectorで管理する際は、端末に対してユーザ操作が極力介入しないよう、シナリオ実行専用端末をご用意いただく運用を推奨しております。
WinDirector製品では指定日時でシナリオを実行する機能はありますか
WinDirectorへの登録時に、日時指定や日次、週次、月次での繰り返し指定を行うことができます。 また、日時指定を設定する際には、ユーザーカレンダーを使用することにより、特定の営業日(実行日)にのみ繰り返し実行するといった運用を行う事も可能です。
「WinDirector」「NaNaTsu」は株式会社NTTデータの商標です。
「WinActor」はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
その他、本ページに記載されている製品名、サービス名は各社の登録商標または商標です。